1人目の育児の思い出〜火傷未遂〜

2人目の出産が2ヶ月後に迫り、このタイミングで引っ越しをしなくてはいけない展開に・・・(それはまた別の話で・・・)

新生児のころってどんな部屋で暮らしていたっけ?と思いを巡らせていたら、とても危険な思いをした記憶が蘇ってきたので備忘録。

 

おしゃれなリビング、心地よい寝室・・・理想は尽きないけど、産後はただでさえしんどい上に、散らかす人>片つける人・・・な我が家。

最低限『安全』が当面の目標になりそう。

 

その日は朝から大事件が勃発。

ほんと〜に、怖かった!怖かった!怖かった!
 
数日前から鼻づまりが苦しそうだったので、寝室の乾燥対策として上記式の加湿器を導入した我が家。
ベッドサイドのワゴンにのせてシュワシュワしておりました。
 
その加湿器をわたしが不注意でひっくり返してしまい、ワゴンごとベッドに倒してしまったのです💦
床はカーペットで、幅の狭いキャスター付きのワゴンで今思えば不安定・・・。
 
倒れた拍子に機械からこぼれた熱湯が私の右腕にかかってしまったのですが、そのすぐ横には長男が寝ていて・・・
 
火がついたように泣き声をあげたので、『火傷!』と夫を起こして、抱えて洗面所で冷水をかけました。。
それにびっくりして、さらに泣きわめく長男・・・。
夫なぜか真っ先にオムツを外すwうんちしてたw
「なぜ今おむつ!?」と「火傷してたら皮膚剥がれるでしょ!」と怒りMAXでテンパりまくりの私。
 
救急車?!と思ったけど、泣き方がちょっと違う感じがしたので、5分冷やしてそーっと皮膚を観察しながら服を脱がせて全身チェック。
赤ちゃんの肌って、もともとまだらに赤くてわかりにくいけど、ひどい火傷はなさそう。
 
もう生きた心地がしなかった。。
 
ごめんねーと泣きながら、念のために怪しいところを冷やし続けたけど、本人は落ち着きを取り戻し不思議そうにしてる。
痛くはないみたい。
 
看護師のくせに、焦りすぎて冷やし始める前にお湯がかかって濡れているかさえ確認できなかった・・・。
我が子のことになると頭真っ白。
 
長男にかからなかったのは、本当に不幸中の幸い。
間一髪。
 
熱湯が、このちっちゃな体の薄い皮膚、薄い脂肪を浸潤していったら・・・と思うと、今でも怖くて怖くて怖くて。。
本当によかった。
 
子供が大丈夫とわかると、自分の腕がジンジン痛いことに気づいてくる。
うわぁーーー真っ赤っかや!!!
 
長男の処置してたら、自分の腕冷やしてなかった。。(無理よ。。)
 
その日のうちに、買ったばかりのスチーム式の加湿器は撤去。
プラズマクラスターに変えましたw
 
このとき寝ていたダブルベッド(川の字で寝てました)も、寝返りの気配と共に撤去して雑魚寝スタイルに落ち着きました。←大正解。こどもめちゃ転がる。。
川の字だと、新生児の顔に布団がかからないように一晩中気を使って、自分の肩口が寒いというデメリットもあったので。
 
子育て家庭の一番の課題は、「危険予測に基づく安全対策」!!
今回は、完全に親の過失だったけど、日々成長して行動パターンが変わる好奇心旺盛Baby&Kidsに合わせて、おうちは常にアレンジしていかなくてはいけません。
これ、本当に大変なことです。年中模様替え(汗)。
 
※後日談※
育休後偶然にも救急外来に復帰して、子供の怪我にたくさん出会うようになりました。
多くの親御さんは心配し、動揺し、とても後悔しながら子供を抱いてやってきます。
防ぎようのない怪我も中にはあるけれど、2度・3度繰り返さないで済むように、処置をしながらおうちで気をつけられるポイントを一緒に探すようにしています。
看護師として、子育ての同志として。
そしていつも「明日は我が身・・・」を褌を締め直すのです。