おなかの張り

つわりがめでたく終わり、職場に復帰することができ、

これまで休ませてもらった分頑張らなきゃ!と言う気持ちと、

お休み前以上に仕事に喜びを感じるようになり、いつも以上に張り切って働いていました。

看護師という職業上、勤務中は完全に立ち仕事。

体を自分で動かせる患者さんがほとんどいない部署なので、姿勢を変えたり、支えたり、

力仕事も結構あります。

上司、同僚の理解もあり、いろいろと配慮してもらっていましたが、

状況によっては多少の無理も出てくる上に、無駄に張り切りモードなのとで、

おなかの張りは日常的に、「いてて・・・」って感じることも日に何度かありました。

 

ネットでおなかの張りについて調べてみると、

どうやら『生理的な張り』と『危険な張り』があるらしく、

「周期的」でもなく、「出血を伴う」わけでもなく、「休んでも治まらない」わけでもない私の張りは、『生理的』なんだろうと考えて、妊娠してるんだからこんなもんと高をくくっていました。

 

定期検診の時、さりげなく「おなか結構張るようになってきました~」と当たり前の経過を報告するように伝えたところ、「今の時期はまだ張っちゃだめよ!」と言われぽかーん。

そうなの?
ネットでは、張るのは当たり前みたいに書いてあったのに・・・。

 

最近はおなかの上からのエコーになっていたけど、急遽経膣エコーをすることに。

たとえ周期的じゃなくても、強い張りを繰り返すと子宮頸管が短くなり、流産や早産の原因になるらしい。

確かに看護師には切迫流産・早産(切迫ですまないケースも)多い・・・。

そういうことだったんだ・・・。

 

経膣エコーでは頸管長32mmと時期にしてはやや短めと。

今すぐ薬!入院!安静!って程危険ではないけど、今のペースで生活していては

遠からずドクターストップになるだろうと。

 

これをきっかけに「できるところまでやります!」と言っていた夜勤をやめ

日勤だけのシフトに変えてもらい、張ったらすぐに休ませてもらう、

おなかに負荷がかかる仕事はつらくなる前にお願いすることを心に決めました。

 

無理は禁物。

でも無理していないつもりでも、知らず知らずに赤ちゃんを危険にさらしている

可能性があるんだと思い知らされたエピソード。

 

ネットの情報や体験談も、とっても助けられたりするけれど

わかった気にならずに、医師や助産師とのコミュニケーションをしっかりとることが

どれほど大切か改めて実感。

「こんなこと聞いていいのかな?」「神経質な患者だって思われないかな?」なんて思わずに些細なことも、とりあえず口にしてみる。

これ大事。

思っている以上に、医療者は快く対応してくれるはずだし、

どんどん話してくれる患者さん(家族)との方がよい治療(お産は病気じゃないけど)ができるって思ってます。

(医療者目線でそう思います。)